京都市上下水道局は25日から、キャッシュレス決済サービス「LINE Pay」による上下水道料金の支払いを受け付ける。
 京都市が公共料金の支払いにキャッシュレス決済を導入するのは初めて。
 上下水道料金のキャッシュレス化は、昨年8月に神奈川県が、同9月には熊本市がそれぞれ導入するなど全国的に広がっている。
 京都市の上下水道料金の支払い方法は現在、口座振替、クレジットカード払い、納入通知書払いの3種類。「LINE Pay」での支払いが可能になるのは、納入通知書払いを利用している人で、1回の支払額が5万円未満の場合。納入通知書に記載されているバーコードをLINEのアプリで読み取ると、コンビニや金融機関に出向かずに支払いが完了する。
 同局によると、口座振替とクレジットカード払いを利用している人は2017年度末で82・6%を占めるが、「LINE Pay」の導入で納入通知書払いを選択する人が増える可能性があるという。
 今回の導入は、昨年12月に市とLINEが締結した包括連携協定の一環。市は今後、上下水道料金以外でもキャッシュレス決済の導入を進める方針。

2/20(水) 22:16
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