三重県松阪市松崎浦町の寿総合食品(瀧本実三社長)は、北海道の名付け親として知られる同市出身の松浦武四郎の生誕200年を記念した「武四郎のピリカル 肉じゃが」「武四郎のピリカル シチュー」を開発した。それぞれ200グラム、税込み500円。24日に同市小野江町の松浦武四郎記念館で開く「武四郎まつり」で売り出す。

北海道厚沢部(あっさぶ)町のメークインのジャガイモと松阪肉の切り落とし、両道県産のタマネギなどを使っている。

同町は函館市の西方に位置し、「メークイン発祥の地」の歴史がある。武四郎は同町の「イヤシナイの湯」に入ったと「再航蝦夷日誌」などに記している。

アイヌ語でピリカは「良い」、ルは「道」。渋田正己町長にパッケージの商品名を書いてもらった。

瀧本社長(71)は「武四郎にちなみ北海道と松阪市の材料を使った。5月から北海道で販売する。松阪に来たお土産にもしてほしい」とPRしている。肉じゃがは北海道風味で少し辛め。

2/21(木) 11:00
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