https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-02-22/PNAVF2SYF01S01?srnd=cojp-v2

グーグル、急ぎのダメージ対応迫られる−ユーチューブ広告休止相次ぎ

Gerrit De Vynck、Mark Bergen
2019年2月22日 10:54 JST
→子供が登場する動画を性的に利用しようとする仕組みをブロガー暴露
→ディズニーやネスレなどに続き、ハスブロやFCA米部門も広告休止

米アルファベット傘下のグーグルがダメージコントロールに動いた。「ユーチューブ」が小児性愛者など子供を狙う集団に使われている可能性がある懸念で、大手広告主が相次いで広告を引き揚げたためだ。

  事情を知る複数の関係者によると、グーグル幹部は大手広告主や広告代理店の担当者と電話で話したほか、危険なアカウントは削除済みで子供が登場する動画に性的な意味をもたせようとするコメントを排除するツールの作成に取り組んでいると伝えるメモを送付した。広告主へのメモの存在は、業界誌アドウィークが先に報じた。


  グーグルが幅広い対応を迫られたのは、AT&T、ケロッグ、ネスレ、ウォルト・ディズニーといった企業や一部ブランドが、この問題を巡ってユーチューブでの広告を休止したからだ。玩具大手のハズブロのほか、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)の米部門も21日遅く、ユーチューブからの広告引き揚げを発表した。
(リンク先に続きあり)