2019年2月23日 9時9分
http://news.livedoor.com/article/detail/16063225/

 盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権3年目のとき、ある世論調査で、20代の与党支持率が16%にすぎないということがあった。野党よりも低かった。60%ほどが「盧大統領を支持しない」と回答した。
当時、20代が「保守」だったからそういう結果が出たのだろうか。
李明博(イ・ミョンバク)政権2年目の2009年には「大統領を支持しない」という20代が78%にも上った。朴槿恵(パク・クンへ)大統領時代の16年初めには、20代は18%しか朴大統領を支持しなかった。
ある専門家は「20代はいつも現実の権力に抵抗する特徴を持っている。保守と進歩を行ったり来たりしているわけではない」と語った。

 今の20代は1990年代生まれだ。物心ついたころからリアルタイムでオンラインコミュニケーションを取ってきた、最初の世代だ。
今の30代が「パソコン通信」や「ケータイ」に対して持っている思い出が、20代にはない。最初からメールの類で友達と連絡を取った。
金大中(キム・デジュン)政権時代に女性部(省に相当)が発足して両性平等教育指針が作られ、その影響を受けた最初の世代が今の20代だ。

 2月21日に発表されたある世論調査を見ると、文在寅(ムン・ジェイン)大統領に対する20代の支持率は41.5%だった。
政府発足直後と比べると半分で、しかも最低値だ。20代が中心的な支持基盤だったのに、いつの間にか中心的な離反勢力になった。
この政権も、独自の世論調査を頻繁にやっているのか、20代の世論の流れを分かっているらしい。この世論調査が発表された日、文大統領は20代を抱き込むため、ある大学の卒業式に出席していた。
一方、ある与党議員は国会で行事を開き、20代、特に男性の支持率下落についてあれこれ掘り下げた。「性別対立」、「良心的兵役拒否」、「雇用」、「コミュニケーション不足」が、原因だと言う答えが出た。

以下ソース