三重県尾鷲市で、天然の樹脂が固まった「コーパル」という化石を観察するイベントが開かれました。

「コーパル」は、天然の樹脂が長い時間をかけて固まった化石です。

尾鷲市立天文科学館で開かれた体験学習には、子どもたちおよそ30人が参加しました。
 コーパルの中には樹脂が虫や植物を巻き込んだまま固まったものもあり、子どもたちが紙やすりを使ってコーパルを磨くと、羽のついたアリや小型のアブがあらわれました。

参加した子どもたちは、「びっくりした。小さい虫がいた」「(見つかった虫は)今のアリとちょっと違うなと思った」などと話しました。

子どもたちは、表面がなめらかになるまで磨いたコーパルを、虫眼鏡を使いじっくりと観察していました。

2019年2月24日 19:03

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