https://www.cnn.co.jp/tech/35133241.html
米マイクロソフトは24日、同社のゴーグル型拡張現実(AR)端末の2代目となる新機種「ホロレンズ2」を発表した。価格は3500ドル(約39万円)。

バルセロナで開かれた携帯端末業界の見本市で披露し、幅広い業務での活用法を実演した。

ホロレンズでは現実の世界に重ねて立体映像などが映し出される。ゴーグルを通して、例えば本物のテーブルの上に仮想のコーヒーカップが置かれた状態を見ることができる。

実演では業務用途として、おもちゃの開発チームがバーチャル会議室で共同作業をしたり、自動車製造や産業機械の修理、医療処置に使われたりする場面を紹介した。

同社が2016年に発表した初代「ホロレンズ」と比べて着け心地が良く、解像度や視野の広さも大幅に改良された。新たな視線追跡センサーと人工知能(AI)を搭載して操作性を高め、クラウドとの連携も強化した。

ホロレンズ2は年内の出荷に向け、すでに予約受け付けを開始している。
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