音楽配信業界にある大きな変化が起きている。

日本レコード協会は26日、音楽配信売上実績を公表。これによると、2018年度の売上はダウンロードが256億円、ストリーミングが349億円で、年間で初めてストリーミングがダウンロードを上回った。

一方で、CD生産実績を見てみると、2018年は1542億円。CD市場は年々減少傾向にあるものの、音楽市場全体としてはいまだ大きな割合を占めている。

こうした変化に慶応大学特任准教授などを務めるプロデューサーの若新雄純氏は「僕は『所有したい』という欲が強い世代だと思うが、高校生たちと話しているとその感覚が薄れていて『自分のものにしなくてもよくないですか』『いつでもネットにあるんだから』と。レコード・CDと買ってきた人は、スマホでもダウンロードして自分のものにして安心する人が多いと思う。このあたりにもネット世代の線引きがある気がする」との見方を示した。

(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)

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