九州大は28日、同僚の財布から現金を盗んだり、誹謗ひぼう中傷を繰り返したりしたなどとして、教職員ら3人を解雇や出勤停止の懲戒処分にしたと発表した。

 発表によると、解雇になった九州大学病院の女性技能補佐員(50歳代)は2017年から18年10月までの間、更衣室のロッカー内にある複数の職員の財布から現金計23万円を盗んだ。

 出勤停止6か月の大学院農学研究院の女性教員(30歳代)は13年以降、所属研究室の教職員を誹謗中傷するような歌を歌ったり、「殺したい」と書いた紙を置いたりするなどの行為を繰り返した。同2か月の大学病院の男性医療技術職員(20歳代)は18年2月、少女に体を露出した姿を撮影させ、LINEで送信させたとして、児童買春・児童ポルノ禁止法違反で罰金30万円の略式命令を受けた。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20190301-OYT1T50145/