東京都江戸川区の河川敷で野生のカルガモ2羽を捕獲したとして、警視庁葛西署は1日、鳥獣保護法違反の疑いでベトナム国籍の男性会社員(32)=江戸川区=を書類送検した。「日本の食事が合わず、自分で調理しようと思った」と容疑を認めている。

 送検容疑は昨年8月12日夜、江戸川区の新中川にいたカルガモを捕獲したとしている。鳥獣保護法は狩猟可能区域外、狩猟期間外の捕獲を禁じている。

 葛西署によると、男性会社員の自転車が無灯火だったため署員が声をかけ、前かごにカルガモが入っているのを発見した。「違法だと分かっていたが、自分の欲に負けて軽率な行動を取ってしまった」と話している。

2019.3.1 12:24|
産経新聞
https://www.sankei.com/affairs/news/190301/afr1903010011-n1.html