韓半島
ほかの核施設の一つは降仙か
Write: 2019-03-01 13:21:43 /
http://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&;Seq_Code=71287
https://i.imgur.com/AkxPlqo.jpg

今回の米朝首脳会談で、アメリカが北韓に対して寧辺(ヨンビョン)のほかに廃棄を求めた核施設がどこかにあるかに関心が集まっています。

イギリスのBBCは1日、「北韓には寧辺のほかにも少なくとも2か所以上の核施設があるとされる。一つは、平壌近郊の平安南道千里馬郡降仙( カンソン)付近にあるとみられる」と報じました。

ニューヨークタイムズは去年7月、アメリカ・シンクタンクの「科学国際安全保障研究所(ISIS)」の話として、「北韓が寧辺のほかに運営しているウラン濃縮施設は、降仙発電所だと把握している」と報じています。

この発電所では、数千台の遠心分離機が数年間にわたって動いており、かなりの量の高濃縮ウランが製造されたということです。

韓国の情報当局は、「これについての情報は、基本的に韓米が共有している」と話しています。

今回の会談でアメリカは、これまで外部に公開されなかった北韓のミサイル基地についても言及した可能性があるとみられます。

このミサイル基地は、スカッドミサイルが主に配備されている南西部の黄海北道( ファンへブクド)にある「サッカンモル基地」とみられています。

米朝交渉が今後も続くかどうかは、アメリカが今回言及した、寧辺のほかの核施設について、北韓がどれほど十分な説明をするかにかかっているものとみられています。