福山 異学年クラスの小学校設立

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/hiroshima/20190304/4000003815.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

学校改革の一環として福山市は、異なる学年の子どもが同じクラスで学ぶことなどが特徴の
「イエナプラン」と呼ばれる教育方式を実践する公立小学校を、新たに設立することになりました。

「イエナプラン」は、ヨーロッパで100年近く前に始まり、異なる学年の子どもたちが、
同じクラスで学ぶことなどが特徴の教育方式で、オランダを中心に普及してきました。
4日に開かれた福山市議会の本会議で三好雅章教育長は
「イエナプランは、1人1人の学ぶ過程を大切にする福山市の取り組みと方向性を同じくするものだ」
と述べ、同様の教育方式を実践する公立小学校を創設する方針を明らかにしました。

市では、3年後の2022年度の開校を目指し、福山市立常石小学校を新たな学校の母体と位置付けて、
新年度以降、試験的取り組みなどの準備に着手する予定です。
全校生徒は180人程度が想定され、学年の垣根を超えた30人程のクラスを6クラスつくる計画です。

「イエナプラン」を巡っては、広島県の平川教育長が
「これからの時代に求められる人材の育成のあり方の1つだ」
などと、県内での導入を検討する考えを示していました。

市では、この教育方式を実践する公立小学校の設立は、全国で初めてだとしています。

03/04 19:02