知人女性に“根性焼き” 風俗店員の女2人逮捕 奈良

 知人女性に熱湯を浴びせたり、たばこの火を押しつけたりして重傷を負わせたとして、奈良県警郡山署は4日、傷害の疑いで、ともに風俗店従業員の岩本有加(25)=奈良県大和郡山市小泉町=と草場菜採(なつみ)(24)=同県王寺町本町=の両容疑者を逮捕したと発表した。
 岩本容疑者は容疑を認めているが、草場容疑者は否認している。

 逮捕容疑は昨年12月25〜26日、共謀して大和郡山市内の岩本容疑者の自宅で、同居していた女性(24)の左腕に火のついたたばこを押しつけた上、首から肩に電気ケトルの熱湯を浴びせるなどして全治1カ月のやけどを負わせたとしている。

 岩本容疑者はほかにも、今年2月12〜16日までの間、同市内の引っ越し先のアパートで、鉄製の棒などで女性の顔や腹を殴打し、鼻の骨を折るなど全治2カ月の重傷を負わせた疑いも持たれている。

 同署によると、両容疑者は友人で、岩本容疑者は女性と金銭やペットの扱いをめぐるトラブルがあったとみられる。
 同署は岩本容疑者が日常的に暴力をふるっていた可能性もあるとみて調べている。

産経新聞 2019.3.4 22:27
https://www.sankei.com/west/news/190304/wst1903040032-n1.html