シラスウナギ密漁暴力団逮捕

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20190305/8010004539.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

5日朝早く、高知県香南市の川でニホンウナギの稚魚・シラスウナギを密漁したとして、
高知市にある暴力団の会長で57歳の男が逮捕されました。
警察は、価格が高騰するシラスウナギを
暴力団も資金源にしている可能性があるとみて捜査を進めることにしています。

逮捕されたのは、高知市にある山口組系暴力団・豪友会の下部組織の会長、岸鉄夫容疑者(57歳)です。
警察によりますと、岸容疑者はきょう午前4時ころ香南市を流れる烏川の河口で、
県の許可を取らずにシラスウナギ9匹をとったとして県の漁業調整規則違反の疑いがもたれています。

警察は、先月下旬ごろから「シラスウナギを密漁している人がいる」という情報が寄せられたことから
張り込みをしていたところ、ひとりですくい網を使っている岸容疑者を見つけ、
クーラーボックスにシラスウナギが入っていたことからその場で逮捕しました。
警察によりますと、岸容疑者は「自分がとったものではない」と容疑を否認しているということです。

数の少ないシラスウナギは価格の高騰が続いていて、警察は暴力団も
密漁を資金源にしている可能性があるとみて流通ルートなどを詳しく調べることにしています。

男が逮捕された香南市のシラスウナギの漁場の近くに住み、漁の許可を受けているという男性は、
「7〜8年前から地元の漁業者ではない人間がシラスウナギを捕りに来て、しばしばトラブルになっていた。
無許可でやられるのには迷惑している」と話していました。

03/05 17:57