安平町では被災して営業を取りやめていた和菓子店が仮設店舗での営業再開に向けて準備を進めています。

創業100年をこえる安平町早来の老舗「佐藤菓子舗」は地震で建物に大きなひびが入り、倒壊の恐れがあることから営業できなくなっていました。
地震から半年、店主の佐藤けい子さんは仮設住宅に暮らしながら、元の店舗に留守番電話を確認しにくるのを日課にしてきました。
半年が経った今も「地震に負けないで頑張ってください」といったメッセージが届きます。
応援に励まされながら再開に向けた準備を進めてきましたが、町が近くに建設を進めていた仮設店舗が完成間近となり再開のめどがたちました。
佐藤さんは6日、仮設店舗を見に訪れ、店の広さや和菓子を作る機械を置くスペースなどを確認していました。
店舗は7日に町から引き渡されることになっていて、今後は内装工事を進めて来月中の再開を目指すということです。
佐藤さんは「できることから少しずつ頑張って、和菓子で恩返しをしていきたい」と話していました。
安平町の仮設店舗にはこのほかにも司法書士事務所と新聞販売店が入ることになっています。

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20190306/0008444.html
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当店は地震被害により建替え中です。今しばらくお待ちください
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