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日本とパキスタンの外相が電話会談 自制と対話で事態安定化を
2019年3月6日 20時14分

インドとパキスタンが領有権を争うカシミール地方で、両国の軍事的な緊張が続く中、河野外務大臣はパキスタンのクレシ外相と電話で会談し、自制と対話を通じて事態を安定化させるよう求めました。

インドとパキスタンが領有権を争うカシミール地方では、パキスタンのイスラム過激派組織がインドの治安部隊に自爆攻撃を行ったことをきっかけに、パキスタン軍がインド軍の戦闘機を撃墜するなど軍事的な緊張が続いています。

こうした中、河野外務大臣は6日夕方、パキスタンのクレシ外相と電話で会談し「両国が自制し、対話を通じて事態を安定化させるべきだ」と述べ、自制と対話を求めました。

これに対して、クレシ外相はパキスタンのカーン首相がインド側に対話を呼びかけていることや、新たなテロ対策を進めていることを説明して理解を求めました。

そして、両外相は引き続き、テロ対策が重要だという認識で一致しました。

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