引退した鉄道車両 神社休憩所に

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20190307/1060004092.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

群馬県桐生市と栃木県日光市を結ぶわたらせ渓谷鉄道の現役を引退した車両が
公募で選ばれた人に無償で譲渡され、神社の休憩所として生まれ変わることになりました。

無償で譲渡されたのは、平成2年に当時の富士重工業で製造されたディーゼル車両で、
わたらせ渓谷鉄道で30年近く乗客たちに親しまれてきました。
老朽化が進んだためことし1月に現役を引退し、廃車にかかる費用を節約しようと
6日、群馬県みどり市にある大間々駅で公募で選ばれた男性に引き渡されました。

そして、7日、車両はおよそ35キロ離れた前橋市内の赤城山のふもとまで運ばれ、
男性が建設を進めている神社の境内に設置されました。
この神社は、ことし中に完成する予定で、車両は参拝に訪れる人たちの休憩所として使われるということです。

車両を譲り受けた前橋市の会社役員、南雲登さん(72)は
「鉄道会社から貴重な車両なので大事に保存して活用してくださいと言われました。
きちんと整備して大切に使っていきたい」と話していました。

03/07 16:33