納得? それとも、意外? 避妊具メーカーが5年ごとに実施する日本人の性行為調査が18日、公開された。大手避妊具メーカー「相模ゴム工業」が「ニッポンのセックス 2018年版」と銘打ち、47都道府県の性体験を有する20〜60代の男女1万4100人に対して実施した調査結果をまとめた。5年前の同様の調査との比較など、まさに今の日本のセックスを表した重要なデータだ。

 初体験は20・3歳、平均経験人数は9・1人などの基本情報から始まり、「結婚相手、交際相手以外にセックスする相手がいる」などの興味深い調査項目も。この項目、つまり浮気する人は全体で20・5%(5年前調査より0・8ポイント減少)。30代男性(30・9%)と40代男性(30・1%)だけは増加した。女性の皆さん、既婚男性の3割は浮気してますよ。

 一方、未婚者の中でも「交際相手がいない」かつ「セックスをする相手がいる」と答えた人は20〜40代では女性が男性より多く、特に20代女性は「セックスする相手がいる」「2人以上いる」と最多回答した。30〜40代男性と20代女性のマッチングが推察できそうだ。

 さて、本紙は日本人が大好きな県民性に注目したい。調査では県別のランキングも発表。

【初体験の早さ】
 1位は沖縄(19・68歳)、福島と青森が2位タイ(19・72歳)。ちなみに一番遅い47位は奈良(20・98歳)。46位東京(20・92歳)、45位静岡(20・80歳)と続いた。

【経験人数の多さ】
 これも1位は沖縄(13・04人)。2位が千葉(12・84人)、3位が東京(12・33人)。少ないのは47位の島根(5・97人)、46位の奈良(6・66人)、45位の広島(6・79人)だった。

【結婚・交際相手との1か月の回数】
 つまり、釣った魚にエサをやるタイプといえようか、愛にあふれるというか。1位が鹿児島(2・87回)、2位が京都(2・77回)、3位が岩手(2・63回)だった。逆に淡泊なのは47位の神奈川(1・62回)、46位の新潟(1・63回)、45位の奈良(1・77回)。

【浮気率=結婚・交際相手がいるのに、他にセックスする相手がいる度合い】
「結婚・交際相手以外との1か月の回数」では最下位だった埼玉(31・03%)が1位となる。2位が京都(25・63%)、3位が和歌山(24・27%)。低いのは47位の鳥取(14・88%)、46位の島根(16・74%)、45位の三重(16・94%)だった。

【1か月の自慰回数】
 1位は秋田(4・97回)だった。以下、2位は青森(4・82回)、3位は石川(4・68回)。秋田は5年前に続いて連覇! 少ないのは47位の岡山(3・36回)、46位の和歌山(3・50回)、45位の神奈川(3・59回)。セックス最強県の沖縄(3・66回)が44位に続く。沖縄はオナニーするくらいならHするのだ。神奈川の性欲の薄さはここでも。

【コンドーム使用率】
 1位は埼玉(50・67%)で、2位が山形(50・33%)、3位が東京(49・67%)となった。低いのは47位の高知(36・67%)、46位の沖縄(37・00%)、45位の佐賀(37・33%)。相模ゴムのエリア別売り上げデータと合致するか気になる。

【性生活の満足度】
 価値観はそれぞれで、回数の多さなど関係ない。大事なのは満足度。栄えある1位は宮崎(57・36%)。2位が島根(56・78%)、3位は岩手(56・15%)。低いのは47位の新潟(43・38%)、46位の香川(46・05%)、45位の広島(46・44%)だった。

【まとめ】
 島根県は経験人数も少なく、浮気もほとんどしないが、性の満足度は極めて高い。島根県民がどんなセックスをしているのか調査すれば、国に平和が訪れるかもしれない。

https://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/1285066/