【航空】「世界一危ない中国製航空機」に追い詰められる「トンガ王国」、ニュージーランドと外交問題に

この中国製飛行機「新舟60」は2年前の墜落事故に続き、 今年も3件の事故を起こした札付きの「危ない飛行機」。

安全性への懸念を理由にニュージーランドがトンガへの観光援助を停止し、これにトンガが不満を表明して批判の応酬になった。
カメルーンの航空会社が導入を見合わせるなど、メード・イン・チャイナ機への安全懸念も広がっている。

■西安飛機工業は、国有の軍需関連企業である中国航空工業集団の傘下にあり、
新舟60は航空産業の世界進出を担う。

2000年に開発され、中国国内ほか、英紙ガーディアンによると、 今春までに80機が各国に納入され、3年先までの予定も165機にのぼる。

ただし欧米先進国は含まれず、アフリカやアジア諸国への販促を狙った無償供与も多い。先進国で飛べる安全性を備えているかは疑問視されてきた。