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東京大学で、前期日程の合格発表が行われ、キャンパスには喜びの声があふれました。大学によりますと、ことしの合格者のうち、女子の合格者は17%にとどまり、平成25年以降で割合は最も低くなりました。東京・文京区の東京大学では10日午後、キャンパスの掲示板に前期日程の合格者の受験番号が発表されました。

合格発表は大学のホームページでも行われていますが、掲示板での発表を望む声も多いため、今も続けられているということです。

理科一類に合格した男子生徒は、「ITに興味があるので、大学で情報工学を勉強して、在学中に会社を興し、社長になりたいです」と話していました。

東京大学によりますと、前期と推薦を合わせた合格者は、地域別には関東地方が58.8%と全体の6割近くに上った一方、女子の割合は17.4%にとどまって、平成25年以降で、最も低くなりました。

これについて大学は、「男女間に差があると思っていないが、女子の志願者がなかなか増えないことが問題だ」としています。

文科三類に合格した女子生徒は、「女子が多い高校でしたが、大学では女子が2割もいないということで、少し不安もあります。でも日本一の大学なので、どんな人に出会えるか楽しみです」と話していました。