2019年3月13日 19時13分
外国人旅行者を来年までに年間4000万人に増やす目標の達成に向けて、菅官房長官は、国が管理する公園に加え、美術館や博物館などの利用時間の延長を検討するよう関係府省庁に要請しました。

日本を訪れる外国人旅行者を来年までに年間4000万人に増やす目標の達成に向けて、政府は13日夕方、総理大臣官邸で観光戦略実行推進会議を開き、菅官房長官や石井国土交通大臣ら関係閣僚などが出席しました。

この中で、菅官房長官は「新宿御苑などのわが国の公的施設は外国人観光客にとってキラーコンテンツとなれる魅力を有しているが、まだまだ現実は活用しきれていない。施設ごとに開園時間などがばらばらなのは、利用者からみれば分かりにくい」と指摘しました。

そのうえで菅官房長官は「各施設の閉園時間についてはまだまだ延長の余地があると思っている。各省庁において早急に検討をお願いしたい」と述べ、国が管理する公園に加え、美術館や博物館などの利用時間の延長を検討するよう関係府省庁に要請しました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190313/k10011847171000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_008