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介護の死亡事故、年間1500人
高齢者施設、厚労省初の全国調査
2019/3/14 18:09
©一般社団法人共同通信社

 厚生労働省は14日、全国の特別養護老人ホーム(特養)と介護老人保健施設(老健)で、2017年度の1年間に事故で死亡した入所者が少なくとも計1547人いたとの調査結果の速報値を公表した。これまで国は事故の件数を網羅的に把握しておらず、初の全国調査。ただ、都道府県別の内訳や詳細な内容は明らかにしていない。

 施設から全国の市区町村に報告があった件数をまとめ、14日の審議会で示した。

 調査は昨年10月に全国の市区町村に実施。死亡事故の内訳は特養が計772施設で1117人、老健が275施設で430人だった。