漫画や雑誌などをインターネット上で無料で読める「海賊版サイト」との接続を強制遮断(ブロッキング)すると発表したNTTコミュニケーションズ(東京)を相手に、埼玉弁護士会の中沢佑一弁護士が「通信の秘密」を侵害するとして差し止めを求めた訴訟の判決が14日、東京地裁であり、鈴木謙也裁判長は請求を棄却した。

鈴木裁判長は、対象の海賊版サイトは現在、閲覧できなくなったりアクセス数が激減したりしていると指摘。NTTコムがブロッキングを実施する可能性は低いとし、訴えの理由がないと結論づけた。

産経ニュース
https://www.sankei.com/affairs/news/190314/afr1903140036-n1.html