チョコに揺れる心 過ぎた心配?

▼今日はホワイトデー。妻と娘にバレンタインデーのお返しを
 考えている大分市内の50代男性警察署員は「チョコってもらえる
 だけでうれしいよね」と言う。署員が学校に通っていた頃は
 「義理チョコ」の概念がなく「本命チョコ」だけだった。
 「学校ではもらったことがないんだよね…」という署員にとって
 義理チョコの登場はうれしかったが、先月見たテレビは
 「職場内の義理チョコ禁止が広がっている」と伝えていた。
 「もらえばうれしいけど、禁止行為はなあ」と複雑な心境でいたが、
 禁止令がない署で今年はもらうことがなかった。
 「要らぬ心配だったか。でももらってもお返しが大変だし」。
 自分に言い聞かせながら、妻と娘に何を送るか思案を続ける
 署員だった。


大分合同新聞・ミニ事件簿(2019年03月14日投稿)
http://minijikenbo.oita-press.co.jp/ontime/detail/1648
http://minijikenbo.oita-press.co.jp/p/o/1648_medium.jpg