伊藤忠商事によるスポーツ用品大手デサントへのTOB(株式公開買い付け)が14日、終了した。目標の721万株に対し倍近くの応募があったとみられ、相手の合意なしで行う敵対的TOBとして日本の主要企業同士で初の成立例となったもよう。伊藤忠は一段と増した資本の力をテコにデサントに経営体制刷新を求める。デサント内でも社長交代は不可避との見方が広がりだした。

伊藤忠はTOBの具体的な結果を15日午後に公表す…

2019/3/15付日本経済新聞 朝刊
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO42467950U9A310C1EA1000/