Facebook、ニュージーランド乱射動画を150万本削除したと説明

米Facebookは3月17日(現地時間)、ニュージーランドのクライストチャーチで起きたモスクでの乱射事件関連の
動画を、事件発生後24時間で150万本削除したと、公式Twitterアカウントでツイートした。

「150万本のうち、120万本以上はアップロードの段階で削除した」という。また、「この悲劇の影響を受けた
人々の気持ちを尊重し、残酷な画像は含まれないように編集されたバージョンの動画もすべて削除した」としている。

この事件は15日、単独犯がクライストチャーチのモスクで銃を乱射し、50人を射殺、多数の負傷者も出た。
犯人はあらかじめネットで“マニフェスト”を公開し、そこで告知したFacebookライブ動画のリンクで犯行を
ライブ配信した。この動画は多数の視聴者が保存し、それがFacebookだけでなく、TwitterやYouTube、Redditなどに
拡散していった。

Facebookは15日、警察からの報告でオリジナルの動画とその動画を配信したユーザーのFacebookおよびInstagramの
アカウントを削除したとツイートしていた。

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1903/18/news071.html

ITmedia ニュース 佐藤由紀子 2019年03月18日 08時48分