大槌駅 被災者がラーメン店出店

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20190322/6040003769.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

リアス線のうち、東日本大震災の津波で全壊し再建された大槌駅では、
被災者の1人が、23日の開通日にラーメン店をオープンさせる予定で、今、準備作業に追われています。

大槌町町方地区の理容師、菊池晃総さん(39)は、震災の津波で店舗を兼ねた自宅が全壊。
その後、仮設住宅での生活と仮設店舗での営業を余儀なくされ、つい先週
再建した店舗を兼ねた自宅に移り、新天地での開店準備を進めています。

菊池さんはもともとラーメンを作るのが趣味で、大槌駅の再建に伴い、
構内に飲食店を設ける計画が立ったさい町が出店を持ちかけたということで、
出店にかかる資金の一部は町が負担するということです。

菊池さんは連日オープンに向けた最終的な準備をしていて、21日も
町の特産のサケを使ったラーメン100食分の仕込み作業を行っていました。
店では、幅広い世代の人たちに来てもらえるようジェラートなども販売するほか、
夜にはお酒やおつまみが楽しめるバーとしても営業するということです。

菊池さんは「震災でいろんなものが無くなった。リアス線の開通をきっかけに、
自分の店で地元のにぎわいを取り戻したい」と話していました。

03/22 19:48