アメリカFEDがQE繰り返して止めた時点のGDP比マネタリーベースが25%。
白川退任時期のGDP比マネタリーベースが、同様に25%。

日本は前世紀末のゼロ金利政策に始まり、
第一次量的緩和その他、非伝統的金融緩和政策を長期間続けて来たので、
元から異常な金融緩和状態にあったので、元から緩和余地が大きくない。

今現在、薄氷を踏む思いで金利上げてるアメリカFEDを見れば分かる通り、
金融緩和というのはバカでかいリスクがある金融政策であり、
そのリスクが露呈するのは出口後だ。

それでも出口に入るのは、出口に入らない方が危険だから。
何故なら、金融緩和はどこかの部門が債務を増やしまくるので、
過剰債務で追い込まれトラブル引き起こすから、その手前で出口に入らなければならない。

安倍黒田は70%レベルまでマネタリーベース増大させてしまった。
まぁ、もうどうなるか分らんが、トラブル起こらない訳がない。
既に地銀が追い込まれ始めてるし。