バイオマス発電所着工 高岡、21年秋の稼働目指す

高岡市の伏木万葉ふ頭に建設される木質バイオマス発電所の工事が始まり、22日に現地で安全祈願祭が行われた。2021年春の完成を予定し、試運転を経て同年秋の稼働を目指す。
 エクイスバイオエネルギー(東京)が、県から取得した約4万5千平方メートルに発電設備が入ったタービン棟のほか、管理棟、燃料倉庫2棟などを整備する。
 出力は5万1500キロワットで東京電力に運転管理を委託し、北陸電力に売電する。総事業費は約300億円。
 ザーハン・リム社長が「地域の発展に貢献できるよう、持続的なプロジェクトにしたい」とあいさつ。橘慶一郎衆院議員が「環境にやさしいエネルギーであり、燃料の輸入によって伏木富山港の活性化も期待できる」と祝辞を述べた。
 祈願祭には関係業者や県、市などから約60人が出席。建設工事は東洋エンジニアリングが請け負う。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190323-00123579-kitanihon-l16
2019/3/23(土) 0:27配信 YAHOO JAPAN NEWS、北日本新聞、北日本新聞社、webun