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「探湯神事」神職が熱い湯浴びて家内安全など願う 群馬
2019年3月25日 0時32分

群馬県大泉町の神社で釜で沸かした熱い湯を神職が浴びて家内安全や商売繁盛を願う「探湯神事」が行われました。

大泉町にある社日稲荷神社では、およそ200年前から「探湯神事」が続けられていて、春と秋の年2回、行われています。

探湯神事は直径1メートル近くの釜で沸かした熱い湯を神職がささを使って浴び、参拝者の家内安全や商売繁盛などを祈ります。

24日はこの神事を一目見ようと地元の人など50人が集まり、神事を見守りながら、写真を撮るなどしていました。

神事に使われたささの葉は厄よけや幸せを招く御利益があるとされ、参拝者は配られたささの葉を大切に持ち帰っていました。

社日稲荷神社の神職、井上加納さん(84)は、「熱いお湯ですが、参拝に訪れた人のことを思って平常心で浴びています」と話していました。