東京都杉並区のアパート2階の一室で26日、住人の保育士照井津久美(つぐみ)さん(32)が殺害された事件で、照井さんは発見された際、コートを着たままだったことが捜査関係者への取材でわかった。照井さんの部屋のベランダ側の窓ガラスは鍵付近が割れており、警視庁は、この窓から鍵を開けて侵入していた犯人と、照井さんが帰宅直後に鉢合わせになり、襲われた可能性もあるとみて調べている。

 捜査関係者によると、防犯カメラの映像や関係者の証言などから、照井さんは26日午前、近くにある勤務先の乳児院で夜勤を終えて帰宅する途中に飲食店に立ち寄り、食事をしていたことが確認されている。正午過ぎ、110番通報を受けて警察官が駆けつけた際、照井さんは外出着姿で、上着のコートも着たままだった。

 照井さんの部屋のベランダ側の窓ガラスは、鍵付近の部分が割れた状態だった。警視庁は犯人が侵入するために割った可能性があるとみている。空き巣に多い手口だが、引き出しが開けられるなどの目立った物色の跡はなく、照井さんの交友関係なども詳しく調べている。室内に照井さんのかばんが残されており、現金入りの財布が入っていた。一方、携帯電話は見つかっていないという。現場に争ったような跡はあったという。

 現場の間取りは1部屋タイプで…残り:418文字/全文:947文字

2019年3月27日11時47分
朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASM3W33SWM3WUTIL003.htm
https://www.asahicom.jp/articles/images/c_AS20190327001201_comm.jpg
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保育士刺殺、現金入りの財布手つかず 東京・杉並

東京都杉並区下井草のアパートの一室で保育士の女性が殺害された事件で、現場に現金が入った財布が手つかずで残されていたことが27日、警視庁への取材で分かった。被害者の照井津久美さん(32)が使っていたバッグに入っていたという。同庁は顔見知りと強盗の両面を視野に捜査を進めている。

照井さんが事件発生時にコートを着ていたことも新たに判明した。捜査関係者によると、照井さんは夜勤明けで26日午前10時ごろまで同区の乳児院で勤務していた。退勤後に乳児院近くのカレー店で食事をしたとみられ、部屋には同店のレシートがあったという。同庁は照井さんが帰宅直後に襲われたとみている。

照井さんはベランダ寄りの床にあおむけに倒れ、包丁とみられる刃物が体に刺さった状態で見つかった。部屋の玄関は無施錠だったが窓ガラスのクレセント錠付近が割られていた。同庁は犯人が窓から侵入し、玄関から逃走した可能性もあるとみている。

室内には物が散乱するなど照井さんが犯人と争ったような形跡があった。アパートの大家は「言い争う声が聞こえ、女性がベランダで助けを求めているのを見た」と話している。

現場からは黒っぽいコートを着た男が西武新宿線の駅がある北方向へ立ち去る姿が目撃されており、同庁は駅周辺の防犯カメラ映像を分析するなどして行方を追っている。

2019/3/27 10:19
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO42963200X20C19A3CC0000/

★1が立った時間 2019/03/27(水) 14:07:37.35
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