大阪府摂津市のパチンコ店に放火したとして、実質経営者の男が逮捕された事件で、大阪府警捜査1課は3日、火災保険金を詐取しようとしたとして、詐欺未遂容疑で実質経営者の田(でん)容一(56)=同府茨木市、韓国籍=と知人の自営業、熊倉忠(53)=大阪市淀川区=の両被告を再逮捕した。

 店の建物やパチンコ台には最高で4億5860万円の火災保険が掛けられていたが、出火原因を不審に思った保険会社が支払いに応じていなかった

 再逮捕容疑は、共謀し今年2月、摂津市鳥飼上のパチンコ店に放火した火災を、原因不明の火災と偽って火災保険の支払いを請求し、保険金をだまし取ろうとしたとしている。同課によると、田容疑者は「今は話すことはない」と供述、熊倉容疑者は容疑を認めている。

 2人は非現住建造物等放火罪などで起訴されている。

2019.4.3 18:14|産経WEST
https://www.sankei.com/smp/west/news/190403/wst1904030022-s1.html