https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190404/k10011873271000.html

安倍首相 パナマ大統領と会談 モノレール建設を支援
2019年4月4日 20時18分

安倍総理大臣は、日本を訪れている中米 パナマのバレーラ大統領と会談し、パナマ国内で進められているモノレールの建設事業について、資金面や技術面で支援を継続していくことを確認しました。

パナマは、太平洋と大西洋を結ぶ交通の要衝「パナマ運河」で知られる中米の国で、安倍総理大臣は4日夜、総理大臣官邸でバレーラ大統領と会談しました。

会談で両首脳は、首都パナマシティーと郊外を結ぶモノレールの建設事業を着実に進めていくため、日本が円借款や技術協力で支援を継続していくことを確認しました。

また北朝鮮問題をめぐって、バレーラ大統領が、いわゆる「瀬取り」にパナマ船籍の船の関与も指摘されていることから取り締まりを強化する考えを示し、安倍総理大臣は拉致問題の解決に協力を求めました。

安倍総理大臣は、会談後の共同記者発表で、「パナマ運河はわが国にとってエネルギー安全保障の観点から重要性が増している。日本とパナマの友好と協力の絆を一層発展させていきたい」と述べました。

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