4日、福岡市博多区の駐車場で爆発物のような不審物が見つかった騒ぎで、近くに住む64歳の男が威力業務妨害の疑いで逮捕されました。警察の調べに対し男は、「自分で作った発電機を置いた」などと供述しているということです。

逮捕されたのは、福岡市博多区寿町の無職、住吉哲雄容疑者(64)です。
警察によりますと、住吉容疑者は3日夜から4日朝にかけて自宅近くのホテルの駐車場に爆発物のような不審物を置いたとして威力業務妨害の疑いが持たれています。
警察の調べによりますと、4日朝、見つかった不審物は長さ15センチほどの筒状のモーターにリード線が巻き付けられたようなものが板状のものに置かれていました。
その後、火薬などは含まれず爆発する恐れがないことがわかりましたが、一時、周辺の道路が規制され、警察が住民に避難を呼びかける騒ぎとなりました。
警察の調べに対し、住吉容疑者は「自分で作った発電機を置いた」などと供述しているということで、警察は動機について詳しく調べることにしています。

https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20190405/0004078.html