朝日新聞デジタル 2019年4月5日11時30分
https://www.asahi.com/articles/ASM423TRDM42UTIL014.html

 「家族」の一員として可愛がられているペット。だが、同じお墓で眠りたい、という願いは、まだ簡単にはかなわない。なぜか。

 東京都町田市の民間霊園「町田いずみ浄苑」は15年ほど前ペットと眠れる墓の区画を売り出した。
すでに完売し、今はペットと一緒の樹木葬のみ受け付けているが、今年だけで40件以上の問い合わせがあったという。
亡き夫と息子、愛犬が眠る墓にお参りしていた同市内在住の女性(80)は5年前に墓を購入。
「皆で仲良くそばにいたいから」という。「実家の墓を改葬して、移ってくる人もいる」と霊園のスタッフは話す。

 神奈川県南足柄市の善福寺も約10年前、境内に「ペット同伴墓地」を設けた。
伊東昌彦住職(45)は、「昔は考えられなかった」という。
町田いずみ浄苑も善福寺でも、ペット可のエリアは、人間だけのお墓とは区画をわけている。
抵抗感がある人や、「動物が嫌い」という人への配慮からだ。

 日本で飼育されている犬と猫は、昨年のペットフード協会の推計では約1855万匹。
15歳未満の人口よりも多い。手厚く葬る人も多く、約90社が加盟する全国ペット霊園協会によれば、ペット霊園は全国に600ほどある。

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◇ 室内飼いされているネコ
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