川崎市で建築中の住宅2棟に放火したとして、55歳の大工の男が逮捕されました。男は「親方を困らせたかった」と話しているということです。

 大工の山田和博容疑者は1月10日午後7時ごろ、川崎市宮前区馬絹で自らも建築に関わっていた住宅2棟の柱にガスバーナーで火を付けた疑いが持たれています。

通り掛かった男性3人と近くの交番の警察官らがバケツリレーで消火にあたり、柱2本を焼いたのみで消し止められました。

取り調べに対し、山田容疑者は「親方を困らせたかった」「工期を遅らせるためにやった」と容疑を認めています。

警察によりますと、山田容疑者は事件前、大工としての力量を巡って親方から厳しく注意されていました。警察は山田容疑者が親方へ嫌がらせをするために放火したとみて調べています。

2019年4月5日 11時58分
テレ朝news
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