女性が男性の顔に泥を塗って無病息災や豊作を祈る恒例の「どろんこ祭り」が6日、高知市長浜の若宮八幡宮で始まった。大人も子どもも泥にまみれ「ありがとう」と笑顔で応えていた。8日まで。

 地元住民が踊りながら田んぼの周囲を回った後、白い浴衣に赤いたすきを掛けた約110人の女性たちが、見物客ら男性の顔に真っ黒な泥を次々と塗り付けた。4歳の頃から参加しているという高知市の同市職員山地淳さん(61)は「これで今年も健康に過ごせる」と話した。

 6日は小中学生の女子が男子に泥を塗る「どろんこ合戦」も初めて開催。祭りの一環で7日からは、地元の病院や老人ホームなどを回る。(共同)

毎日新聞 2019年4月6日 17時15分(最終更新 4月6日 17時15分)
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