https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190406/k10011874771000.html

菅官房長官 来月訪米 拉致問題で米副大統領と会談で調整
2019年4月6日 4時29分拉致

拉致問題担当大臣を兼務する菅官房長官は来月、アメリカ・ニューヨークの国連本部で開催される拉致問題に関するシンポジウムに出席するのに合わせて、ワシントンを訪れ、ペンス副大統領と会談する方向で調整を進めています。

拉致問題担当大臣を兼務する菅官房長官は、来月9日から12日までの4日間の日程でアメリカを訪れ、日本政府が国連本部で開催する拉致問題に関するシンポジウムで講演し、国際社会への協力を呼びかけることにしています。

これに合わせて、菅官房長官はワシントンも訪れ、ペンス副大統領ら政府要人と会談する方向で調整を進めています。

ペンス副大統領ら政府要人との会談で、菅官房長官は、ことし2月の2回目の米朝首脳会談が物別れに終わり、米朝間の対話が停滞していることから、拉致問題の早期解決に向けて、緊密な連携を確認し、今後の対応などについても意見を交わしたい考えです。

菅官房長官が海外に出張するのは平成27年10月のグアム訪問以来およそ3年半ぶりで、政府の危機管理を担う官房長官が海外を訪れるのは異例のことです。