7日午前9時25分ごろ、千葉県君津市にある「君津共同火力」の発電所敷地内で、男性作業員2人が高さ約30メートルのやぐらから転落した。病院へ搬送されたが、死亡が確認された。

君津署と同社によると、2人は30代と40代とみられ、発電設備を点検するために造られたやぐらの上で、機材が転落するのを防ぐ鉄柵を設置する作業をしていた。やぐらの上にはほかに作業員が1人、地上にはクレーンの運転手が1人いた。

君津署は当時の状況や、安全管理に問題がなかったかを調べている。

君津共同火力によると、隣接する日本製鉄の製鉄所で発生するガスを主燃料に発電し、製鉄所や東京電力エナジーパートナーへ電力を供給している。

〔共同〕

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