朝食を食べる習慣を身に着けてもらおうと、入学したばかりの大学1年生を対象にした無料の朝食会が鳥取大学で開かれました。

これは親元を離れて1人暮らしを始める学生などを支援しようと、鳥取大学が毎年この時期に開いています。

新入生は学生証を提示すればキャンパス内の食堂で朝食を無料で食べることができ、初日の9日は新入生およそ200人が訪れました。

用意されたのは主食のごはんやパン、から揚げや焼き魚、それにデザートのプリンなどで、無料で食べることができます。

朝食会には中島廣光学長や教職員も参加し、学生たちはテーブルを一緒に囲んで勉強やサークル活動など、これから始まる大学生活について会話を弾ませていました。

岐阜県出身の男子学生は「朝食をとらないことが多く、とてもありがたいです。初めての1人暮らしで不安もありますが、早く大学生活になじめるように頑張りたいです」と話していました。

鳥取大学の中島学長は「学生生活はスタートが大事なので、授業に集中できるよう、朝食をしっかり食べて大学に通ってもらいたいです」と話していました。

この無料の朝食会は、今月12日まで開かれます。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190409/k10011877941000.html
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