https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20190409/0028102.html

新紙幣 深谷市町おこしの住民は
04月09日 16時34分

埼玉県深谷市出身の渋沢栄一が一万円札の新たな肖像画に選ばれたことを受けて、地元の町おこしに取り組む住民グループのメンバーは、さらに出身地をPRしていきたいと意気込んでいます。

深谷市の宮川友安さん(72)は、渋沢栄一の功績などをPRすることで町おこしにつなげようと商工会議所のメンバーなどとグループを作り、将来、渋沢栄一が紙幣に選ばれることを願って、13年前にオリジナルの「十万円札」を作りました。

縦10センチ、横25センチほどと本物の一万円札の2.6倍の大きさで、渋沢栄一の写真とともに「開運」と印字して1枚100円で販売したところ、県外からも問い合わせがあり最初に作った1万枚はすぐに品切れになり、さらに5000枚を追加したということです。

9日の発表について宮川さんは、「最高にうれしいです。この日を待っていましたので渋沢栄一をPRしながら町おこしに取り組んでいきたい。オリジナルの紙幣を作った当時から、渋沢栄一への期待や関心の高さを感じていました」などと話していました。

また、別のメンバーの男性は「ニュースで知ってびっくりしました。日本経済がこれを機に大きく世界に羽ばたいて欲しい」と話していました。