https://jp.reuters.com/article/imf-worldbank-outlook-idJPKCN1RL25M

ビジネス
2019年4月9日 / 18:07 / 1時間前更新
IMF、世界成長見通し3.3%に下げ 急悪化なら協調対応必要も
Reuters Staff
[ワシントン 9日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は9日発表した世界経済見通しで、2019年の成長見通しを3.3%とし、1月時点の見通しから0.2%ポイント引き下げた。予想通りなら成長率は16年以来の低い伸びにとどまる。

IMFは貿易摩擦のほか、英国の欧州連合(EU)離脱が混乱する可能性に言及し、成長率がさらに鈍化する恐れもあると指摘した。

主任エコノミストのギータ・ゴピナート氏は記者会見で「世界経済は微妙な時期にさしかかっている」とした上で、景気が急激に落ち込んだ場合、各国が協調して刺激策や金融緩和などの政策対応を強いられる可能性があると警告。すでに中国やドイツなどの国々では短期的な措置が求められるかもしれないとした。

見通しの引き下げは昨年10月以降で3回目となる。
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