4/11(木) 12:10配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190411-00010002-binsiderl-soci

中高年のひきこもりは、若者より多い ―。

内閣府が3月29日に発表したひきこもりの高齢化に関する実態調査で、40〜64歳までのひきこもり当事者の推計人数が約61万人と、40歳未満の約54万人を上回った。
不登校と同様、若年層のイメージが強い「ひきこもり」だが、むしろ中高年の問題だという事実が浮き彫りになった。

100万人の中心層は就職氷河期世代

なかでも中高年当事者の4分の1を占める一大勢力が、40〜44歳の「ポスト団塊ジュニア」だ。彼らは「就職氷河期」の2000年前後に大学を卒業し、就活の失敗などを機にひきこもり状態となった人が多い。

だが、自治体のひきこもり支援策の対象者は、多くが「39歳未満」。40代の当事者が支援を受けられないままに年を重ねれば、親が死去したり要介護状態になったりした時、共倒れしてしまいかねない。

内閣府の調査によると、40歳〜64歳のひきこもり当事者の推計数は、部屋から出られない人から、趣味に関する用事の時だけ外出できる人までを含めた「広義のひきこもり」で推計61万3000人。
2015年度にほぼ同じ条件で出した15〜39歳の推計値は54万1000人で、合わせて100万人を超える当事者がいる計算だ。

中高年の当事者のうち25.5%が40〜44歳だ。このうち33.3%が大学卒業と就職が重なる20代前半に、初めてひきこもりとなった。

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