https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190412/k10011882421000.html

繰り返し暴言を受けたり丸刈り頭にされたりしたなどと男子生徒が訴え、クラスの生徒全員と保護者が
嘆願書を出して懲戒免職を求めた山口県の県立高校の教諭について、県教育委員会は、不適切な指導で
体罰にあたるなどとして減給の懲戒処分にしました。

山口県の県立下松工業高校に通う現在2年生の男子生徒は去年、担任だった男性教諭から「お前は病気だ」
などと暴言を繰り返されたり、バリカンで丸刈り頭にされたりした、などと訴えました。

そしてことし2月、同じクラスの生徒40人全員と保護者39人が、教諭を懲戒免職にするよう求める嘆願書を
県教育委員会の教育長に提出しました。

山口県教育委員会は12日記者会見を開き、教諭が生徒たちに不適切な発言を繰り返していたと認め、
丸刈りは体罰にあたると指摘しました。

そのうえで「言動によって生徒を傷つけ、嘆願書が提出されるなど混乱を招き、教職員の信用を著しく失墜させた」
として12日付けで、減給1か月、10分の1、の懲戒処分にしたと発表しました。

嘆願書の作成には、2人の女性教諭が関わっていたことも明らかにし、「教育現場を混乱させた」などとして、
当時の校長と合わせて3人をいずれも文書による訓告としました。

山口県教育委員会の徳田充教職員課長は「県民の皆様に深くおわび申し上げます。信頼回復に全力を尽くしたい」と述べました。


男子生徒「納得できぬ 女性教諭処分はおかしい」

男性教諭から暴言を受けたという男子生徒は処分について「正直、甘いと思います。納得できないし、懲戒免職にしてほしかった」と話していました。

また、嘆願書の作成に関わっていた2人の女性教諭については「僕たちにとって必要な先生が処分を受けたことはおかしいと思う」と話しました。


「救った先生まで処分とは…」生徒の父親

男性教諭から暴言を受けたり丸刈り頭にされたりした生徒の父親は「教師の言動を県教育委員会が認めてくれたことはよかったですが、
息子を救ってくれた先生も訓告処分となったのは申し訳ない気持ちです。二度とこのようなことが起きないよう対処してほしい」
とコメントしています。


校長「保護者におわび」

下松工業高校の松本理校長は、今月15日に全校生徒の保護者を対象にした説明会を開き一連の問題について謝罪や説明を行うことを明らかにしました。

松本校長は「教員による不適切な指導があったことや、生徒たちの学校生活に混乱が生じたことを保護者におわびしたい。
再発防止に向けて研修を重ね、体制の見直しを行いたい」とコメントしています。


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