https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190413/k10011883221000.html

外国人材受け入れ拡大 フィリピンで初の特定技能試験
2019年4月13日 18時28分外国人材

人手不足の解消にむけ、今月スタートした外国人材の受け入れ拡大の新たな制度で、介護職として日本で働くことを目指す人たちの試験がフィリピンの首都マニラで始まりました。新たな在留資格「特定技能」を得るための試験が行われるのは、これが初めてです。

今月1日に施行された改正出入国管理法では、新たな在留資格「特定技能」の1号と2号が設けられ、このうち1号では人手不足が深刻な介護、建設、農業など14の業種で外国人材の受け入れ拡大が見込まれています。

13日はフィリピンの首都マニラの大学で、「特定技能」の介護職の在留資格を得るための初めての試験が始まりました。

試験は、介護の技能について英語でたずねる問題のほか、日本語の能力を評価する問題も出され、厚生労働省によりますと、13日と明日の2日間で定員いっぱいの125人が受験するということです。

厚生労働省は、この介護職の試験について、当初、年に6回程度行うとしていましたが、今回定員を上回る応募があり、多くの希望者が受験できなかったとして急きょ、来月と6月に追加の試験を行うことを決めました。

13日の試験結果は来月をめどに各受験者に伝えられ、合格者は就職先を見つけたうえで、早ければことしの夏以降、日本で働き始めるということです。

受験できないケース相次ぐ 改善求める声
(リンク先に続きあり)