阿蘇山の噴火警戒レベル、2に引き上げ 火山性微動の振幅やや大きく

 気象庁は14日、阿蘇山(熊本県)の噴火警戒レベルを1から2の
「火口周辺規制」へ引き上げた。

 同庁によると、同日午後1時半ごろから火山性微動の振幅がやや大きく
なっており、13日に実施した現地調査でも火山ガス(二酸化硫黄)の
放出量が1日当たり2100トンと多い状態となっている。このため、
中岳第1火口からおおむね1キロの範囲で、噴火に伴う大きな噴石や
火砕流に警戒を呼び掛けている。風下では、火山灰に加えて、
小さな噴石が飛来する恐れがあり注意が必要という。


毎日新聞(2019年4月14日 15時39分、最終更新 4月14日 15時40分)
https://mainichi.jp/articles/20190414/k00/00m/040/045000c

噴火警戒レベルが2に引き上げられた阿蘇山
=熊本県阿蘇市で2019年3月11日、本社ヘリから山野仁徳撮影
https://cdn.mainichi.jp/vol1/2019/04/14/20190414k0000m040044000p/9.jpg