MMTは貨幣に関する事実。

0)万年筆マネー〜信用創造 銀行は通帳に数字を書くことで貨幣(市中銀行、または統合政府にとっての負債)を無から創造できる。中央銀行は*中央銀行当座預金と銀行券、市中銀行は市中銀行に口座を持つ顧客の預金をそれぞれ創造できる。
※銀行間決済で当座預金が必要となる。
1)誰かの赤字(負債)は誰かの黒字(預金)。マクロの金融資産の合計はプラマイゼロ。政府負債が市中銀行で消化されるとき、民間の預金を創造している。
2)spending first 政府支出が税収に先行する。
3)tax driven money 国民は納税義務を解消するために国家が納税手段として定めた通貨を需要する。国民は国家によって自国通貨を使うように仕向けられる。
4)政府支出が税収に先行することで、国民は納税義務を果たすことが出来る。政府負債がなければ、貨幣が存在しないので、納税もできない。
5)政府支出に財政的な制約はない。
6)中央銀行が市中銀行の当座預金残高が準備預金率を下回らないように当座預金を供給する限り、政府支出が民間の貨幣需要を締め出すことはない。
7)財政収支(支出ー税収)は民間にどれだけ貨幣を残すのか、を意味する。財政黒字を政府残債務がなくなるまで重ねると、全ての貨幣が消滅する。財政赤字こそが正常。