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インドネシア大統領選 きょう投票 経済成長かイスラム教重視か
2019年4月17日 6時23分

東南アジアで最大の人口と経済規模を持つインドネシアで17日、大統領選挙の投票が行われます。経済成長を掲げる現職とイスラム教を重視する元軍人のどちらの候補に次の政権運営を託すのか、国民の判断が注目されます。

5年に1度行われるインドネシアの大統領選挙は、2期目を目指す現職のジョコ大統領に対して、元軍の最高幹部のプラボウォ氏が挑むという、前回の選挙と同じ構図となりました。

選挙戦ではインフラ整備や貧困対策など、1期目の実績をアピールして経済政策の継続を訴えたジョコ大統領に対し、プラボウォ氏はジョコ大統領の政策は成果を上げていないと批判するとともに、イスラム教を重視する姿勢を強調するなど、激しい論戦が繰り広げられました。

最新の世論調査によりますと、ジョコ大統領は支持率が50%余りと優位を維持する一方、一部の調査ではプラボウォ氏が追い上げを見せています。

投票は日本時間の17日午前7時から始まり、1億9000万人余りの有権者がどちらの候補に次の政権運営を託すのか、国民の判断が注目されます。

ジョコ大統領の経歴
(リンク先に続きあり)

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