https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190419/k10011888871000.html

米小売業 先月は1年半ぶりの高い伸び
2019年4月19日 1時42分

アメリカの先月の小売業の売上高は自動車の販売店などが増加したことから市場の予想を大きく上回る1年半ぶりの高い伸びとなりました。

アメリカ商務省が18日発表した先月の小売業の売上高は5141億ドルと、前の月と比べて1.6%の増加となりました。これは0.8%程度の増加を見込んでいた市場の予想を大きく上回り、おととし9月以来1年半ぶりの高い伸びとなりました。

分野別にみますと、自動車の販売店やガソリンスタンド、衣料品店、それにインターネット販売などが軒並み増加しています。

アメリカの消費は去年の年末にかけて株価が下落したことなどを背景に、一時大きく減少していました。しかし、このところ株価の上昇に加え、雇用や賃金の伸びも続いていることから、景気のけん引役となる消費も勢いを取り戻していくことに期待が高まっています。