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https://news.yahoo.co.jp/byline/ymjrky/20190421-00123155/

ラーメンは自由な麺料理だ

今や国民食として絶大な人気を誇る「ラーメン」。元々は中華料理店の一メニューに過ぎなかった麺料理が、戦後の屋台やラーメンに特化した専門店の登場によって進化していった。
醤油や塩、味噌などの味のバリエーションはもとより、つけ麺やまぜそばなど表現も豊かになった。料理の世界で、これほどまでに様々な味やスタイルがあり、店ごとに個性がある料理はラーメンだけではないだろうか。

 同じ麺類の日本蕎麦やパスタと比べれば、その表現の差は歴然としている。日本蕎麦のつゆはほとんどが醤油味で鰹節などで出汁を取る。
パスタは麺としての形状はラーメンよりも多岐に渡るが、ベースとなる生地の設計は大きく変わらない。しかしラーメンの場合は、麺もスープも具材も定義やルールのようなものが存在しない。ラーメンは地球上で一番「自由」な麺料理なのだ。

色々な料理の技法がラーメンに
フレンチや日本料理など、他の料理の場合は技術や製法にある種の「定石」「ルール」が存在し、料理人のほとんどが独学ではなく修業を積むことで、その技術などが継承されて向上していく。

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