21日午後2時ごろ、神戸市中央区布引町4のJR三ノ宮駅近くの県道で、神戸市営バスが横断歩道を渡っていた複数の歩行者をはねた。兵庫県警葺合署や神戸市消防局によると20代の男性と女性の計2人が死亡。40代の女性が心肺停止となっている。この他に5人が負傷した。バスは停留所を発車した直後で乗客はいなかった。

 葺合署は、バスを運転していた大野二巳雄容疑者(64)を自動車運転処罰法違反(過失致死)容疑で現行犯逮捕した。大野容疑者は「発車しようとしたら急発進し、人をはねてしまった」と容疑を認めているという。

 事故を目撃した70代男性は「バスが停留所で客を降ろした後に暴走したようだ。ガードレールにすごい音を立てながら止まった」と驚いた様子。事故後の運転手の様子については「ハンドルを握ってじっとしていた。しばらくしてようやく車両の下の歩行者の方を見に行っていた」と話した。【黒川優、黒詰拓也、米山淳】

毎日新聞2019年4月21日 17時17分(最終更新 4月21日 17時22分)
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